INTERVIEW

まわりと同じように働きたい
その思いに応えてくれる会社

ブランドマーケティング

2025年度入社

入社を決めた理由

化粧品には人を笑顔にする力がある

もともとは、大学で学んだ分野を生かせる別の業界での就職を考えていました。そんな中、資生堂の障がい者向けの2日間の採用イベントに参加したのは、純粋に資生堂の商品が好きだったからです。子どもの頃、椎名林檎さんが出演していた「マキアージュ」のテレビCMを観て、「カッコいいなぁ」と資生堂の商品に憧れるようになり、大学時代は「マキアージュ」や「マジョリカ マジョルカ」、「エリクシール」を愛用していました。私にも経験がありますが、例えばリップを塗ったとき、自然と口角がきゅっと上がりますよね。化粧品には、人を笑顔にしてくれて、幸福度を高める力がある。そうした化粧品を作る資生堂は、“たくさんの人の心に鮮やかな花を添えてきた企業”という印象でした。

障がいがあっても自分らしく働ける

参加した採用イベントでは、採用担当の方がとてもフランクに話しかけてくれて、社内の雰囲気がいいなと感じたのを覚えています。障がい者雇用についての資生堂の考え方・捉え方も理解することができました。障がい、特に精神障害の場合は「頭が働かない」「率先して動けない」「配慮が難しい」などのイメージを持たれやすいと、私は考えています。しかし、資生堂では「本気で期待する」という障がい者雇用ポリシーを掲げています。社員の方たちの何気ない言葉や、私を含めた他の障がいのある参加者との向き合い方からそのポリシーが感じられました。「資生堂なら自分らしく働けるかもしれない」と、入社を決意しました。

入社後の仕事経験

1年目から多様な業務を経験できる環境

2025年の入社から、商品開発に携わっています。しかし、イベント時にはブランドチーム全体が一丸となって参加するため、私はデジタルネイティブ世代としてSNS施策にも参画するなど、業務内容は実に多岐にわたります。最初に関わったのが、担当ブランドの限定企画品です。処方の変更はなく、パッケージデザインや記載する文言の検討などを担当しました。消費者だった自分が初めて、そして「一番お客さまに近い視点で」考えられる仕事内容でした。先輩がフォローに入ってくださったので滞りなく進められましたが、配属直後からこんなに責任があり、ワクワクする仕事を任せてもらえるのかと驚きました。2年目の今年からは私一人が担当となり、毎日バタバタしながらもやりがいを感じています。

また、ブランドのPRイベントでは、お客さまに見本品を配布して、商品の魅力を自分の言葉でお伝えすることも。お客さまから直接感想を伺うこともでき、商品開発担当として、現在のお客さまニーズを捉えることができる貴重な機会であると考え、楽しみながら参加しています。

働く環境、資生堂の風土について

障がいの開示範囲を選びながら、安心して働ける体制

私は、うつ病とPTSDの診断を受けています。内定期間中、採用担当者と相談しながら、「誰に」「何を」「どこまで」共有するか、障がい開示の範囲を決めました。同じチームの数名の方には伝えていますが、同じ部署でも大半の方は私の障がいのことを知りません。障がいを知るチームの方には、特性や症状として、不安に陥りやすく同じことを何度も聞いてしまうこと、うつには波があり、気持ちが落ち込んでいるときは涙が出てきてしまうことなどをお伝えしました。障がいの特性上、見た目では症状が伝わりにくいため、体調が悪くなる兆候があるときやつらいときはできるだけ具体的に状態を伝え、チームの方に相談するようにしています。

資生堂は障がいの有無に関わらず、オフィスワークとリモートワークを組み合わせて働くことができますが、「今日はあまり調子がよくないかも」と感じたときはリモートワークにする、あるいはオフィスにいてもいったん家に戻り、落ち着いてから仕事を再開するようにしています。仕事中に少し席をはずしたり、半休を取ったりすることもある中でフォローしてくださるチームの方には非常に感謝しています。そして、この気持ちを自身の行動で示そう! できるときは全力で! と気持ちを切り替えています。

01

安心して働ける環境が、挑戦を後押ししてくれる

同じチームの仲間は、みなさんとても気さくに話してくださるので、伝えたいことを伝えやすい環境です。体調が優れないときは、先輩たちや相談窓口になっている人事が親身になって相談にのってくれ、解決策を一緒に探してくれます。また、人事のサポートも手厚く、必要に応じて働き方のアドバイスをもらったりしています。ただ、甘えてばかりではいられないので、自分にできることは全力で取り組まなければという思いも。これからさらに幅広い業務に関わっていく中で、もしかすると今より多くの同僚に障がい開示をしなければならない状況になるかもしれません。しかし、これまでのことを考えると、今後も多くの方と相談しながら、自分が納得できる形で伝えられるだろうと思うのでそれほど不安はありません。今まで私が身を置いた環境の中で、いちばん恵まれているなと感じています。

02

仕事を通じて最も成長できたと思うこと

体調の波と付き合いながら、自分にできることを積み重ねる

まだまだスキルアップの最中ですが、入社してからの1年は本当に手探り状態だったのが、だんだんと周囲との関わり方も分かってきて、働き方の土台が整ってきた感覚はあります。障がいの有無を問わず、特に新入社員では「分からないことがあっても聞けない」と悩む方は多いと思います。うつ病の症状もあり、私もそのような思考に陥ることがありますが、「分からないまま不安を抱えて進むくらいなら……!」と、気持ちを切り替えて積極的に質問するようにしています。結果として周囲とのコミュニケーションが円滑になり、同じブランド担当のメンバーからは「前からずっと一緒に働いていたみたい」「新入社員ということを忘れていた」と、嬉しい言葉も。

働きながら障がいと付き合う自分なりの方法も見えてきました。例えば、薬の影響で集中力の欠如がある中、取引先への資料を作成しなければいけない場面もあります。そういうときは先輩にダブルチェックをしてもらうなど、サポートに入っていただくことでミスを防ぐなどの工夫をしています。気分の浮き沈みがある障がいですが、障がいを知るメンバーのフォローや服薬でのコントロールもあり、無理なくバランスを取りながら働けていると実感しています。

今後目指すキャリアについて

強みを生かして新商品の開発に携わりたい

私の強みは、消費者の声がすぐ届く環境に身を置いて働けていることです。イベントに参加できるのもさることながら、SNS等でも気軽にお客さまの声を受け取ることができます。また、インターネットでの自社商品評価のチェック、トレンド商品のリサーチは、私の楽しみの一つでもあり様々な最新の情報を吸収することができています。今後は、あらゆる場で得たリアルな声や情報を生かして、お客さまにとって分かりやすく、価値があると思っていただける商品の開発に携わることが目標です。

精神障害を抱える人の中には、見た目では分からず、理解されにくいことに悩んでいる方もいますが、私の場合は周囲と比較することなく、いつも「普通でありたい」と思っています。「普通」を定義するのは難しいですし、人によって解釈もそれぞれですが、障がいがあっても、普通に働きたい。その思いは今、実現できていると信じているので、次の目標に向かって進んでいきたいです。

03

1日のスケジュール

出社の日
  • 9:00

    出社
    メールチェック、情報収集、タスクの確認

  • 10:00

    進捗報告ミーティング

  • 11:00

    取引先とのミーティング

  • 12:00

    チームメンバーと昼食休憩

  • 13:00

    タスクの確認

  • 14:00

    チームミーティング

  • 15:00

    他社商品リサーチ、SNSチェック

  • 16:00

    資料作成、メールチェック

  • 18:00

    業務終了

リモートワークの日
  • 8:00

    業務開始
    メールチェック、情報収集、タスクの確認

  • 9:00

    資料作成、原稿作成、アイデア出し

  • 12:00

    昼食休憩

  • 13:00

    タスクの確認、商品リサーチ、SNS投稿

  • 14:00

    進捗報告会の資料作成

  • 15:00

    休憩

  • 16:00

    上司との面談(オンライン)

  • 17:00

    他グループとの連携・資料作成、
    メールチェック

  • 18:30

    業務終了

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