INTERVIEW

スキンケアやメイクを通じて
美の先にあるお客さまの
豊かな人生をつくる

美容(PBP:パーソナルビューティーパートナー)

2024年度入社

入社を決めた理由

人の笑顔が好き。美容で人を笑顔にしたい

美容の仕事を志望したのは大学生のときでした。当時は野球部のマネージャー業で忙しく、美容とは縁遠い生活をしていたのですが、InstagramやYouTubeで美容系の動画をよく見ていました。色々な人がメイクを通してかわいくなっていく様子はワクワクしましたし、どれだけ見ても飽きることがなく、「好きなことを仕事にできたらすごく楽しいだろうな」と思うように。

マネージャーをしていた野球部は優勝するなど強豪チームでした。選手の笑顔を見る機会が多かったこともあり、今振り返ると「笑顔を見ることって幸せだな」と感じていたことも美容の仕事を選んだきっかけになったように思います。

私は内部障がいがあり、いざ就職活動を始めてみると、障がい者雇用を積極的に採用している化粧品メーカーはほとんどなく、あったとしても障がいがある人とそうでない人との給与体系が異なっていたりするんです。私は、「やるからにはみんなと同じように仕事を任せてもらいたい」という強い思いがあったので、「本気で期待する」という障がい者雇用ポリシーを掲げ、実際に障がいのある方が活躍されている資生堂を選びました。

入社後の仕事経験

タッチアップやSNS、さまざまなアプローチで資生堂の魅力を発信

2024年の春に新卒で入社した後、百貨店のSHISEIDOショップでPBPとして接客、販売、販促、デジタル活動などを担当しています。業務内容は、気になる商品を見に来られたお客さまにその商品を説明しながら実際に試していただいたり、肌悩みをお持ちのお客さまには「ハンディスキンセンサー」や「スキンビジオム」などの測定器を用いたカウンセリングを経てスキンケアのご提案をします。接客にはさまざまなケースがありますが、私たちが販売したいものではなくお客さまに寄り添い、お客さまのニーズとベネフィットにあった商品のご提案を心掛けています。
デジタル活動ではInstagramを活用した販促活動に取り組んでおり、月に約1、2回投稿しています。今年の3月には初めてのInstagram Liveを配信。リニューアルした美容液「SHISEIDO アルティミューン™ パワライジング セラム」をご紹介しました。店頭とSNS上では使っていい言葉が異なることもあり、原稿は百貨店のご担当者や弊社の営業、美容リーダーなどの確認を経てやっとの思いで完成。短期間で進行を覚えるのは大変でしたが、反響もいただき、達成感のある仕事でした。

PBPの仕事を通し、
日常生活では体験できないよろこびを実感

「メイクの仕方が全くわからない」という若いお客さまを担当した際に、「こういう色はどうでしょう?」「この2色ではどちらがお好きですか?」などお声がけしながらベースメイクとアイメイクをさせていただきました。仕上がりを見たお客さまが「こんなに変われるんだ!」とよろこんでくださりうれしかったと同時に、大学時代にメイクに魅了されたことを思い出しました。また、「おすすめされたリップをパートナーにほめられたから、そのときすすめてくれた他の色のリップも買いに来ました!」と再来店されたお客さまも。結婚式を控えたお客さまが、私がご提案したメイクをそのまま式当日に採用してくださったこともありました。

01

仕事を通じて最も成長できたと思うこと

実践を積み重ねてたどり着いたPBPの本質

そんな私も入社時は自分のメイクもままならない状態でしたので、店頭に立ちはじめたころは不安でいっぱいで、“いかにも新人”という出立ちはお客さまからも心配されたり不安がられたりしていたこともあります。「乗り越えるには場数をこなすしかない!」と思い、研修で学んだことや先輩・同僚に教えてもらったことを自宅に持ち帰り、母にも協力してもらいながらとにかく実践を積み重ねる日々。そうしてお客さまの笑顔に出合えるようになり、そのたびに、PBPにはお客さまの気持ちを晴れやかにしたり、そばにいる人までもよろこばせたりと、人生の大切な日を彩ることができる力があるのだと実感しています。

働く環境、資生堂の風土について

働きたい気持ちを汲んだ配慮が行き届いている

毎日薬を服用していることと、3カ月ごとに通院をしていること以外は「自分が病気である」ということをほとんど意識せずに仕事ができているため、マネージャー以外には積極的に病気があることを伝えていなかったんです。心の片隅に「仕事が減ってしまうのが怖い」という気持ちもありました。ですが、職場の体制が変わり新しいマネージャーの意向もあってメンバーのみなさんに伝えたときに、その心配は杞憂に。私の病気を知って態度を変える方は一人もいませんでした。バックヤードにサンプルを取りに行くときに狭いところでハシゴを使ったりするのですが、「危ないからサンプルは任せて。代わりにショッパーの補充をお願いね」といった配慮には胸があたたかくなりました。採用されるだけでなく、そこにしっかり働ける環境があってはじめて受け入れられていると実感できる――。資生堂にはその考えと行動が根付いているのだと思いました。

02

プロの仕事を間近で見られる環境に刺激を受ける日々

SHISEIDOショップでは、資生堂トップビューティースペシャリストやトップメイクアーティストがお客さまにメイクをすることもあります。お客さまに似合う商品だけでなく、お客さまの新しい魅力を引き出すようなプロの仕事を間近で見ることができるのは刺激になりますし、恵まれていると感じます。ショップでイベントがあった際には、営業統括部長や美容リーダーが足を運んでくれ、「先月の売り上げすごかったね!」と声をかけていただき、がんばりを見てくれていることが励みになりました。今は目の前の仕事に精一杯のとき。キャリアのことを考えるのはもう少し先になりそうですが、自分が憧れている人やキャリアアップした先にいる方々とコミュニケーションができる環境は、仕事のモチベーションになっています。

03

今後目指すキャリアについて

“聴く力”を身につけて「また会いたい」と思われるPBPに

美容に関する悩みはときにデリケートなものです。だからこそ、聴く姿勢や話を引き出す力を身につけ、お客さまのお悩みに寄り添いたい。お客さまが「私のことをわかってくれている」と安心できる、そして「また会いたい」と思われるPBPを目指したいです。
美しくなることで一番変わるのは、自分に自信が持てることだと思います。誰かに会いたくなるし、どこかに出かけたくもなるーー。PBPのミッションは、美の追求を通じて人生を豊かにすることだと銘じ、これからも自分のスキルを磨き続けていきます。

04

1日のスケジュール

早番の場合
  • 9:20

    出勤
    接客、販売、販促、デジタル活動など
    昼食休憩
    接客、販売、販促、デジタル活動など

  • 18:05

    退勤

遅番の場合
  • 11:40

    出勤
    接客、販売、販促、デジタル活動など
    昼食休憩
    接客、販売、販促、デジタル活動など

  • 20:25

    退勤

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