INTERVIEW

誰もが
自身の可能性に挑戦し
成長できるチャンスに
満ちている

サプライチェーン(工場)

転職のきっかけ

キャリアアップを見据えて新しい世界に挑戦

前職では、大手通信キャリアの営業職としてモバイル端末の販売・契約業務に携わっていました。店舗での接客対応をはじめ、法人営業でさまざまな企業を訪問するなど、活発に飛び回ることが多かったですね。そんな中、突然の事故によって怪我を負い歩行が困難な状態に。約3年間の治療とリハビリを経て社会復帰を決意するも、社会人としてブランクがあることへの不安に加え以前のような歩行が難しく、それまでの職場への復帰は断念せざるを得ませんでした。
そこで、「それならばまったく新しい職種へチャレンジしよう!」と心機一転。キャリアアップも見据えて自身の新しい可能性を切り拓くために、一からスタートする気持ちで転職活動をスタートしました。

資生堂を選んだ理由

人に喜ばれる仕事をしたい

転職を考える上で私が重視したのは、職種というよりも事業に対する企業の考え方に共感できるかどうか。「人に喜ばれる仕事をしたい」とずっと考えていた私は、IT業界や食品業界などさまざまな分野で企業を探し、その中で最も強く気持ちが動かされたのが資生堂の考えでした。「美には人の心を豊かにし、生きる喜びやしあわせをもたらす力がある」という企業使命に共感し、化粧品も製造業界も私にとっては未知の世界でしたが、事業を通して人を幸せにするという取り組みに参加し、私自身もその手伝いをしてみたい、自分なりに何かできるよう挑戦してみたいと考え、迷わず入社を決めました。

ここでなら諦めることなく挑戦できると確信

そしてもう一点、資生堂を選ぶ大きな決め手になったのが、「必要な配慮はするが特別扱いはしない」という障がい者雇用における採用ポリシーです。突然の事故で障がいが残ってしまったことはまさに晴天の霹靂で、私の人生プランにおいて考えもしなかったことでした。これからどうやって働けばいいのかまったくイメージが湧かなかったですし、当時はまだまだ在宅ワークが浸透していなかったので、とにかく不安だらけでした。だからこそ「必要な配慮」という点に安心感を覚えましたし、同時に、これまでと同じように社会の中で活躍していきたいと思う中で、私自身も「特別扱いは必要ない」と考えているため、「この会社なら障がいがあっても自身の可能性が狭まることはない」という期待感がありました。また、そうした採用姿勢に加え、障がいに関する治療や検査が必要な場合に使える“障がい者通院休暇”といったサポート制度があることも大きな安心材料でした。

01

入社後のキャリア

すべてが初挑戦。勉強しながら成長を目指したい

私の勤務地は、エリクシールなどの国内外向け中高価格帯スキンケアの生産を担う那須工場。入社後は生産管理グループに配属され、業務プロセスの改善やAIシステムの導入検討、グループメンバーや工場スタッフに向けたOAスキル教育などに携わりました。前職ではIT分野の企業に勤めていましたが、実はExcelなどは初心者同然で、ましてや化粧品製造の知識は皆無なので全てが挑戦でした。まずは新しい知識を習得すべく勉強の日々。戸惑いや苦労もありましたが、それでも前向きに取り組んでいけるのは常に親身にサポートしてくれた上司や先輩方のおかげです。分からないことがあればいつでも気軽に相談できる環境があるからこそ、何事にも臆せず積極的にぶつかっていくことができます。

職場の仲間に頼ることと、信頼関係の大切さを学ぶ日々

生産管理グループで約2年半の経験を積み、現在は企画管理グループに所属。生産に付随するさまざまな間接業務の効率化や那須工場の生産性向上に向けたプロジェクト、KPI管理に携わっています。昨年は、工場内コミュニケーションの活性化を目的に、初めての試みとなる秋祭りを開催。私はプロジェクトリーダーとして、企画立案から準備、運営全体を任されました。未知の分野での挑戦は経験に基づく比較対象がなく、自身の判断に確信が持てず悩んだことも。そんな時は周囲に相談することで、意見やアドバイスをもらいながら協力体制を築いて進めていくことの重要性を学ぶと同時に、知らない世界を切り拓いていく楽しさを実感しました。イベント後のアンケートでは、参加者の98%から「楽しかった」と嬉しい回答をもらい、仕事への自信と、今後の意欲につながりました。

02

今後目指すキャリアについて

人に喜ばれ会社やチームに貢献できる存在へ

企画管理グループに配属されて約1年※。まだまだ学ぶことは多く毎日がトライアンドエラーの連続です。もともと「人に喜ばれる仕事がしたい」という想いで資生堂に入社した私にとって、自分の仕事によってメンバーの業務が楽になったり「ありがとう」と感謝されることは本当に嬉しいもの。会社としての生産性向上に貢献できることはもちろん、現場一人ひとりのより良い業務環境につながっていくことに、大きなやりがいを感じています。こうした成功体験を少しでも多く積み重ねていけるよう、常に新たなことに挑戦し続けていきたいです。
※2024年6月現在

働く環境、資生堂の風土について

互いに助け合い、切磋琢磨できる環境

資生堂の企業姿勢や採用ポリシーに共感して入社を決めましたが、働いてみて感じるのは、人が魅力的なこと。互いに助け合い協力しながら、より良いものづくりに取り組んでいくチームワークが資生堂ならではの強さを生み出していると感じます。前職では営業成績を重視する個人プレーの世界。誰にも頼らず自分の力で物事を進めていくことのほうが多かったので、つい先日もイベント準備で荷物の運搬などを自分一人で何とかしようと無理をしてしまい、結果、体調を崩してしまいました。すぐに上司が周囲への指示や調整をしてくれたのでイベントは問題なく遂行できましたが、自分の考え方を改めるきっかけとなりました。現在、携わっているさまざまな業務やイベントの企画・運営は一人では成し遂げられないことがほとんどです。だからこそ、自分自身も誰かを支えていけるよう自分なりの強みを作っていきたいですし、一人ひとりが個性や能力を発揮しながら互いに助け合い切磋琢磨できる環境に、大きなやりがいを感じています。

03

チャレンジし、期待に応えることで成長していく

そしてもう一つ、資生堂を語る上で欠かせないのが、新しいことにどんどんチャレンジできる環境があること。チャレンジし期待に応えることでまた新たな活躍のチャンスが与えられる。その連続が自身のスキルアップやキャリアアップにつながっていくのは、資生堂の大きな魅力だと感じます。
そうしたチャレンジや頑張りにおいて、障がいの有無は関係ありません。誰もが自分自身の可能性を切り拓いていき、強みを活かして自信を持って活躍できるはずです。周囲には、仕事はもちろんプライベートについてもフランクに話せる仲間がいますし、困った時にはフォローしてくれるので本当に心強いです。そんな風土の中で現状に満足せずチームに貢献していくのが目下の目標。仕事を通して、一人でも多くの人を幸せにできたら嬉しいですね。

04

1日のスケジュール

  • 8:00

    当日のタスク確認、修正

  • 8:30

    ミーティング資料作成

  • 10:00

    チームミーティング

  • 11:45

    昼食休憩

  • 12:45

    個人作業

  • 13:00

    プロジェクトミーティング

  • 14:00

    他部署ミーティング

  • 15:00

    取引先ミーティング

  • 16:00

    資料作成、翌日以降のタスク整理

  • 17:00

    退社

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